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評価:
ニール・ドナルド ウォルシュ
サンマーク出版
¥ 2,310
(2006-02-17)
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Wikipediaで "NLP" を検索すると、以下の2つが出てきます。
・Night Landing Practice の略。夜間離着陸訓練 を参照のこと。
・Neuro-Linguistic Programming の略。神経言語プログラミング (心理療法の一種) 。
さらに別の意味として、Wikipediaでは略語として扱われていませんが、
・Natural Language Processing(自然言語処理)
私がこのブログで何のことわりも解説もなく「NLP」と書いているときは、
もちろん「神経言語プログラミング」の略として書いています。
ニール・ドナルド・ウォルシュ氏の手による、「神との対話」シリーズを読まれた方なら既にお気づきでしょうが、一連の著作には、以下の手法が随所で使われています。
●スペルを分解して、新しい意味を持たせる
atonement(和解)→ at ONE [mo]ment(ひとつになるとき)
preserve(維持する)→ pre-serve(先に仕える)
recognition(承認)→ re-cognition(再び認める)
apart(離れた)→ a part(〜の一部)
●綴り字を逆から読む
dogma(ドグマ)→ amgod → (I) am god(私が神だ)
lived(生きた)→ devil(デビル、悪鬼)
●ある単語を、ある文章の頭文字として読む
satan(サタン、悪魔)→ Seeing Any Thing As Negative (何かを否定的に見る)
devil(デビル、悪鬼)→ Denying Everything Valuable In Life(人生/生命の価値あるすべてを否定する)
god(神)→ Getting Over Denial(否定を克服する)、Gotten Over Denying itself(自らへの否定を克服した)
ニール・ドナルド・ウォルシュ氏はアメリカ人であり、英語圏の人なので、当然英語のスペルを元に様々な発想&連想を行っています。
日本語では思いつかないような、発想の転換を迫られるときがあり、なかなかおもしろいなと思います(そういう意味では、一連の著作を翻訳されている、吉田利子氏の訳出も見事です)。
以上が前置き(!)。
本題は、この記事のタイトルに書きました、
「"NLP" に新たな意味づけをするなら、どうしますかねぇ」ということです。