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評価:
MonroeProducts
¥ 6,300
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# Amazonの商品ページにはジャケ写があるのですが、
# JUGEMの「商品レビュー」機能では持ってこれないようですので、
# 上に改めて載せておきます。
始めてから1週間ほど経ちます。
表立っての変化は特にはないのですが、内面では、特に潜在意識下ではじわじわと変化が進行しつつある「感覚があります」。
「オープニング・ザ・ハート」そのものの体験は、また別の機会にまとめてご紹介します。
今回記すのは、その最中に気付いたことです。
「オープニング・ザ・ハート」に収録されたエクササイズには、NLPの「ポジションチェンジ」によく似たものが含まれています。
過去の人間関係で「何だか引っかかる(未完了と表現します)」感が残ったものを「完了する(こちらが伝えそびれた思いを相手に伝え、[仮想の]相手からそれに対する反応を受け取る)」。これにより、他の人間関係にも影響していた部分を改善していく....これがポジションチェンジ。ゲシュタルト療法では「エンプティチェア(空のイス)」というそうですが、理屈はおそらく同じ。
「オープニング・ザ・ハート」の場合は、音声誘導の背後に効果音が含まれているのと、お互いに愛のエネルギーを交換しあうようなイメージ誘導や、互いを束縛しあっていたエネルギーを解放するようなアファメーションがあったりします。が、根本は同じと考えていいでしょう。
正直に言います。
私はNLPを学び始めて4年半以上になりますが、「ポジションチェンジ」で心底から完了できた人間関係はひとつもありません(心の重みが多少緩くなったものならいくらもありますが)。
それは、NLPのワークやメソッドの類に効果がないというのではありません。
自分の心の殻の閉じ具合が(当人が思った以上に)強固だった....ヘミシンクというツール、ある意味「飛び道具」を使ってみて初めてそのことに思い至ったと、それだけのことです。
が、もうひとつ、もっと重大なことに思い至りました。
それを象徴する言葉が、記事のタイトルです。
「おまえ、どんだけ独りでやんなきゃ気が済まないんだよ!」
NLPのセミナールームを含むあらゆる場において、私は周囲に対して全幅の信頼を与えることをしてこなかったのです(とくにクライアントとして)。
誰も邪魔もなく気兼ねもない独り暮らしという状況で、生身の相手を必要としないオーディオ教材のガイドに身を委ねて初めて、その「異常さ」に気がついたというわけです。
別の見方をしましょう。
数年間続けてきた「自己探求、癒し、目覚め」の試みには、ちゃんと意義も効き目もありました。
しかしそれらは、ガチガチに固まった地面に鍬を入れ、倒木や岩石の類を片付けて、何とか開墾を始められるレベルに達したかなという程度。
言い換えれば、今私が取り組もうとしている「本編」....他者や社会を信頼して心を開き、自分の善き本質を示していくこと....に対する「前フリ」あるいは「下準備」だったのです。
私は、私自身の「本質、ビジョン、ミッション」を既に見いだしています。
それは今後も揺らぐことはありませんし、ここまでの道のりも、これからの試みも、すべてはそこへ向かうために必要なことだと理解しています。
どう表現すればいいのでしょう....この状況を。
先にオチが判っているというのに、そこへ至るストーリー展開が何にも示されていない演劇。
すべて掘り終えたあとの姿は判っているのに、途中で何が掘り出されるか判らない発掘作業。
「独り芝居」あるいは「孤独な発掘作業」は続くでしょう。
「共演者」や「共同作業者」の存在を許せるような自分になるまでは。
おそらく過去何代も引っ張ってきたであろうこの課題。
今世でケリをつけてみせますとも。来世へ持ち越しなんて、まっぴらごめんです。