この週末は、「NLPプラクティショナー認定コース」後半戦(βコース)のアシスタントに入っておりました。
土曜日は通常のセミナー、そして日曜日は「アセスメント」に向けた練習会が行われました。
「アセスメント」とは、これまで学んだスキルがどれだけ使えるようになっているかを査定するもの。
他の認定団体ではどうするのか判りません(し、そもそも「アセスメント」があるのかどうかも知りません)が、私が学んでいるNLP研究所では、
・あくまで現状の「定着、使え方度合い」を把握して、伝え返すものであり、認定の可否を決めるものではない
・アシスタントがアセッサー(査定者)となる
・アセスメントの結果は、手書きのシート&口頭で返していく
のが特徴だといえるでしょう。
一方、アセッサーとして求められるスキルとしては、
○ニュートラルかつ自己一致した状態を維持できること
○高いレベルのカリブレーション(キャリブレーション)
○フィードバックすべきシーンを的確に押さえること
○受講生に、さらに学び続ける意欲を持たせる言葉を厳選し、シンプルに伝えること
などがあります。
ですので、このコース(以下「βコース」)に入るアシスタントは、上述のスキルを高めるトレーニングを修了していなければなりません。ある意味、トレーナーの役割の一端....受講生の質を維持し、高める....を担うことになるわけで、「プロ」の領域へと一歩踏み込んでいくことでもあります。
さて、受講生がアセスメントのための練習を行うと同時に、我々アシスタントは、アセッサーとしての練習....「アセスメントシート」を書く練習を行いました。
我々に与えられた時間は、受講生一人分平均30分、合計1時間半。
この間に、NLPの基本スキル十数個について、評点とコメントを書いていきます。
が....「時間が....時間が....!」
昨日は本番同様、3人分の「アセスメントシート」を書きましたが、コーディネーターの「回収しまーす!」の掛け声がかかるぎりぎりで、ようやく3人目を書き終えたという。冷や汗タラリもんの終わり方でした。
ああいかんぞ、リハーサルでこの調子だとすると、本番ではどうなるんだろ。ざわざわざわ....(内的会話が続く)。
その後、口頭でのフィードバックの練習を行いつつ、トレーナーからアセスメントシートに対するフィードバックを受けます。
去年よりはシンプルに書けるようにはなってると思うけど....どうだろうなぁ....などなど心の中でつぶやきつつ、トレーナーの前へ。
シートを読み終えたトレーナーからのコメント:
「字が読みやすくてわかりやすい。メッセージもシンプルだし。
あと少し、具体的なシーンを織り込んでいけば、いいシートになる」
ををっ! 進歩してるぞっ、オレ(^^ゞ
あと、口頭でのフィードバックの練習後、他のアシスタントから、
「すっごく伝わるし、わかりやすいし、受け取りやすいフィードバックだった」
そっかぁ....いやあ、ずいぶん成長したよなぁ、オレ(^^ゞ
この調子で、来月のアセスメント本番を迎えたいと、心を新たにしたのでした。
今は、NLPのセミナールームという、特別な空間でのこととして書いていますが、「フィードバック」は、人間関係全般、日常生活やビジネスの現場でも大いに使っていけるコミュニケーションの枠組みです。